脳を守るしくみ

人間の脳は非常に柔らかくできています。その柔らかさを例えるのに、よく引き合いに出されるのは豆腐です。しかしながら、実際には人間の脳は豆腐ほど簡単に崩れるものではありません。
脳は頭がい骨という固い骨にガードされています。さらにその内側には硬膜、くも膜、軟膜という3種類の脳髄膜に包まれています。
外側の硬膜は丈夫なコラーゲン腺維を豊富に含んだ強い膜で、その下のくも膜の片面からはクモの巣状の突起が出ています。くも膜の下には薄い軟膜があり、脳にぴったりとくっついています。
くも膜と軟膜の間はくも膜からの突起がクモの巣のように張り巡らされた空間で、くも膜下腔と呼ばれています。すなわち脳は液の中に浮かんだ状態にあり、浮力によって衝撃を軽くするようにできているのです。

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